Network Engineering ネットワークエンジニアリング

L2 Switching

セグメンテーションやスケールアウトを実現するVLANから、高可用性に向けたSTP、トラフィックへの帯域確保、メディアタイプ（L1 物理層）まで多くの見識が要求されます。

Cisco Systems社のMEC/vPC/VSSをはじめとして、メーカー様が実装する要素や新たな機能についても、常にこの試験と相互接続に向けた検証を実施しています。

L3 Routing

BGPによるAS内外のルーティングや、OSPFやRIP、Cisco Systems社のEIGRPによるローカルルーティングなど、要求される水準を満たしたエンジニアリソースをご提供いたします。

IEEEやIETFにおける現規格への準拠を原則とし、増大するトラフィックに向けて、たえまなく標準化と改定がおこなわれる、最新規格の積極的な評価と検証を実施しています。
各メーカー様のプロトコルに対する閾値などのパラメーターや実装方法の差異を認識し、相互に接続する＜ネットワーク＞の発展へ貢献を続けます。

Wireless

私たちは「IEEE」や「IETF」における現規格への準拠はもとより、革新され続ける、最新規格への積極的な評価と検証を実施しています。

2.4GHz/5GHz/6GHzの各周波数帯毎の測量や閾値調整、「DFS」や「Channel Utilization」を考慮した基本的なRF構成から、Cisco Systems社のCleanAirなどメーカー様独自の機構、あらゆる要素の技術をもって、接続者による使用体験の最大化へ貢献いたします。

Security

物理または仮想の形態を問わず、各メーカー様によるFWアプライアンスのインストールや、既存環境への結合作業を承ります。

Routing & Switchingを技術の根幹として、各メーカー様によるプロトコルの動作や、ASICやFPGA及びアクセラレーターによるそれぞれの介在範囲など、アプライアンス固有の構造を認識し、最適なトラフィックフローの実現に貢献いたします。

Application Delivery

ネットワークとしての根幹を為すRouting & Switchingに対して、L4やL7の境界で可用性や接続性を担う、サービス提供への重要なプラットフォーム。F5 Networks社のVELOS SeriesやBIG-IP Seriesにおける、以下の要素を主軸として、エンジニアリングを承ります。

• プラットフォームの基本的なインストール
• Routing & Switchingによる、環境への結合
• 通信疎通性やApplication Deliveryの根幹を担う、LTMの構成
• ネットワークの拡張性やプロトコルの移行を担う、CGNATの構成

Legacy Feature

日本国内では既に終了がアナウンスされたISDNでのデジタル通信を筆頭に、「X.25」や「Frame Relay」、アナログ（V.90/56kflex、V.92等)によるダイヤルアップでの広域接続などは、現在、ご依頼をいただくことはほとんどありません。

しかし、この中にも未だに世界で使用されているプロトコルや、アプリケーションの移行が困難なサービスもあります。

ネットワークの進化には、高速かつ広帯域を目指した発展の歴史と、世界で社会基盤として通信を維持してきた実績があり、現在も利用されているプロトコルにもこれらが反映されています。
技術者として、現在の主流のみを探究するのではなく、俗にレガシーと称される技術もネットワークを構成する重要な要素と認識し、マイグレーションや可用性の維持について、エンジニアリソースの提供を承ります。

Carrier Networking

通信事業者様としての広域ネットワークをはじめとして、AS間でのピアリングからIXとのパブリックピアリングなど、インターネットを構成する広域網に携わっています。また、MPLSによる「IP-VPN」や「L2-VPN」など、顧客へ向けた広域網サービスの展開や構築についても併せて承ります。
社会インフラに関わる重要な業務として、技術者としての誇りをもって臨み続けることをお約束いたします。

Data Center Networking

データセンターにおける、事業者様の基幹ネットワークから、各サービス提供者や広域網との接続等へ携わっています。
「広帯域かつ低レイテンシ」、「サービスを中断しない高い障害耐性」が求められ、常に可用性を維持することを前提とした環境であり、設計やオペレーションにおいても高い精度が必要となります。
Cisco Systems社の「vPC/FEX」「FabricPath」など各メーカー様の機構によるL2 Fabricから、RFCで標準化されたEVPN/VXLANによるL3 Fabricなど、あらゆるケースやスケールへ技術者としてリソースの提供を承ります。

Enterprise Networking

法人をエンドユーザー様とした、あらゆるネットワークに携わっています。
以下のような、最も多岐に渡る要素が混在するネットワークであり、要求もエンドユーザー様によって多様多様に存在いたします。

• WiredやWirelessによるクライアントデバイスの終端
• 使用するリソース毎のVLANやVRFによるセグメンテーション
• BGPやOSPFを筆頭としたL3ルーティング
• QoSを用いたトラフィック制御によるユーザー体験の最大化
• ビジネスインパクトに応じた可用性の設計
• NATによる広域網へのインターネットブレイクアウト
• トラフィックの可視化による管理
• IPsecやMACsecによる暗号化や、インスペクションを用いたセキュリティの施策
• SDN、SD-WANなどオーバーレイネットワークによる可用性の向上や最適化

当社では、根幹を為す「L2 Switching」から「L3 Routing」、「Wireless」から「Security」を土台として「Carrier Networking」や「Data Center Networking」で培った技能や見識を主軸に、技術者としてリソースの提供を承ります。

Cloud Networking

「Amazon AWS」「Microsoft Azure」「Google Cloud Platform」をはじめとした、クラウドプラットフォームにおけるネットワークの構成を承ります。
Direct Connect/ExpressRoute/Interconnectなどのプライベート接続や、IPsec VPN接続を含めたオンプレミスとの統合から、各クラウドプラットフォーム間でのピアリングなど、様々なケースで技術者として役務を実施しています。
各プラットフォームにおける高可用性の実現方法や、ルーティングに対する経路制御の実装を認識し、常に進化を続ける環境へ、技術をもってお応えいたします。